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体力と疲労について

疲労の原因は、
筋肉の弱体化と新陳代謝の衰退にあります。

身体の維持に必要な2種の筋肉繊維

筋肉を構成する筋繊維には、瞬発的に大きな力を出す白筋繊維(速筋)と持続的に小さな力を出し続ける(日常生活で意識せずに常に使っている)赤筋繊維(遅筋)があり、筋肉はこの2つの繊維が約1:1の割合でミックスされています。普段大きな力を使わないでいると白筋繊維は衰え、体力が続かなくなったり、運動がしにくくなります。

筋力の低下は50歳代から

40歳代後半までは筋力の低下があまり感じないのは、20歳代までに蓄えた筋繊維(主に赤筋繊維)が回復力30%ではたらき、日常生活レベルでは問題なく過ごせるからです。ただし50歳代になると筋肉トレーニングなどを何もしないと白筋繊維はもちろん赤筋繊維も衰え急激に筋力が弱ってきます。ですから年齢に応じて、ストレッチやスクワットなど無理のない運動によって、筋肉を使うことが大切です。

20歳をピークに1年で1%ダウンする心臓機能

40代まで維持される筋力と違い、20歳を過ぎる時から機能低下が始まる心臓の働きは、1年に1%の割合で低下していき、50歳で20才の時の30%減、即ち70%の力で動いていることになります。心臓の働きが落ちると血液循環が悪くなり、それに伴い疲労物質の排出や体の回復に必要な栄養素や酸素の供給が遅くなります。疲れやすくなった。疲労回復が遅いと感じるようなら、心臓の機能低下ひいては自律神経の機能不全に理由があると考えられます。

心臓のはたらきと低下の理由

心臓は血液を体中に巡らせているポンプ機能です。血液は体中の血管(動脈、静脈)、毛細血管全てを通って10万キロ(地球を2周半)、そして心臓に戻ってくるまでに約60秒という速さで体内を動いているのです。1心臓が送り出す1日にタンクローリー1台分の新鮮な血液によって、筋肉はもちろん全身の細胞に必要な栄養素と酸素が行き渡り、各細胞から老廃物や疲労物質を引き取り、腎臓等で浄化し心臓に戻ってきます。心臓は新陳代謝というシステムの中核なのです。
心臓の低下の原因のひとつはストレスで、ストレスを感じる事で緊張を強いる交感神経ばかりが優位になりがちで、血管が冷えて血液の流れが遅くなります。結果、心臓の動きをコントロールしている自律神経(交感神経•副交感神経の活動バランス)の調節力が落ちる事があげられています。
また心臓機能の弛緩(拡張)機能は20才を超えると低下し、心臓に血液を取り込む容量も少しずつ小さくなります。送り出す力(=排出)はあっても取り込む容量の減少幅を小さくする対策を日々の生活の中で講じる事が必要です。

細胞の活性化を促す「糖鎖」のはたらきが重要

人の体には約60兆個もの細胞があり、規則的に新しく生まれ変わるターンオーバーを繰り返しています。このターンオーバーによって、加齢、ストレス、活性酸素などの酸化ストレスを排除しているのです。例えば皮膚の細胞は1ヶ月で生まれ変わり、最もターンオーバーが早い腸の微絨毛細胞は1日で入れ替わります。但し、体力や疲労に大きく関連している筋肉の細胞は1ヶ月で生まれ変わるのは60%のみで、また脳の過半の神経細胞や心臓の心筋細胞は、ターンオーバーしない非再生細胞と言われています。
細胞の正常なターンオーバーがなされるためには、細胞の活性や結合に重要な役割をもつ細胞小器官である「糖鎖」のはたらきが重要です。「糖鎖」の正常な作用が細胞レベルから体力の強化や老化を防止する鍵となります。

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